表からの掃除では取れない内部の汚れは、分解すれば掃除できます。ただし分解には「元に戻らない」「効かなくなる」リスクが伴います。手順と注意点、失敗した時の対処までまとめて解説します。
分解前に知っておくこと
- 分解した時点でメーカー保証・修理受付の対象外になるのが一般的です。
- ツメ(爪)で固定されているリモコンが多く、開ける時にツメが折れることがあります。
- 「壊れたら買い替える」前提で自己責任で行うものと考えてください。
分解掃除の手順
1. 電池を抜き、ネジを確認: 電池ボックス内や本体裏にネジが隠れていることがあります。 2. ツメを外す: 隙間にプラスチックのカード(不要なポイントカード等)を差し込み、少しずつスライドさせて開けます。金属のマイナスドライバーは外装を傷めやすいので避けましょう。 3. 中身は3層: 上カバー/ゴム接点シート/基板。位置関係を写真に撮ってから外すと、組み立てで迷いません。 4. 基板の掃除: 接点(黒い丸のパターン)を無水エタノールを含ませた綿棒でやさしく拭きます。 5. ゴムシートの掃除: 中性洗剤で洗えます。完全に乾かしてから組み立てます。 6. 逆順で組み立て: ゴムシートのずれ・ボタンのはまりを確認しながら閉じます。
「元に戻らない」時のチェック
- ボタンが飛び出す・沈む: ゴムシートがずれています。開け直して、シートの位置決め穴を合わせ直しましょう。
- カバーが閉まらない: ツメの噛み合わせ順が違うことが多いです。無理に押し込むとツメが折れます。
- ネジが余った: 電池ボックス内の隠しネジの締め忘れがないか確認を。
「分解後に効かなくなった」時の原因
- ゴム接点シートの乾燥不足・ずれ(最多)
- 基板の接点に繊維や指の皮脂が残った
- 開ける時に部品が外れた・基板を傷つけた
一度開け直してシートの位置と乾燥を確認し、それでも効かなければスマホのカメラで赤外線が出ているかを確認します。光らない場合、修復は困難です。
無理せず買い替えという選択を
分解掃除は直ればお得ですが、時間とリスクがかかります。数千円以下で対応リモコンが手に入ることを考えると、買い替えのほうが合理的な場面も多いです。本体の型番を控えて検索ボックスから対応リモコンを探せます。型番の場所は型番の調べ方で解説しています。
対応リモコンを探す
リモコンの適合可否は機種・製造時期により異なる場合があります。ご購入前には必ず購入先の商品ページで対応機種をご確認ください。